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【一緒に仕事をして分かったコト】日本人と外国人の考えの違い、仕事の違い

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世界各国の関連会社や、取引先と仕事をしている僕は、外国人と仕事を何年やって、日本人との考えや文化が全く違うということを日々実感します。

日本人同士でも、色々な人と仕事をすると苦労はありますが、外国人と仕事をするのはそれ以上の苦労があると言えます。

今回は、僕が仕事の経験から感じた日本人との違いについて紹介する記事になります。


外国人と一緒に仕事をする大変さについて

外国人と一緒に仕事をするには、共通言語となる英語が話せることは必須でした。
僕は、入社まであまり英語は得意ではありませんでしたが。入社後に、外国人とのやりとりが出来ず、非常にマズいという思いを抱きました。


以前の記事でも書きましたが、英語を自主的に学び何とか少しづつ会話が出来るようになり、最後には実際に拙いながらも会話をすることで、英会話の苦手意識を払拭していきました。


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日本人と欧州人の違い

項目 日本人 欧州人
契約事 契約にルーズ
契約外でも信頼関係で対応してくれる
契約にシビア
契約外の仕事はやらない
融通 融通が効きやすい 明確な指示が必要
勤勉さ 勤勉
繁忙期は勤務時間も長い
仕事をしない事が多い
休みは多い、特にバカンス
仕事のマメさ 全体的にマメな人が多い 適当な人が多い


欧州人と仕事をして感じた特徴

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契約にはシビア

仕事を依頼する際に、契約事にはシビアという印象を受けました。日本人だと、多少融通を効かせてやってくれるような内容でも、追加の依頼となるときっちり、費用を請求されたという経験があります。あと、費用が高いです…

日本人は、比較的契約に対する意識が甘く、欧州の人と仕事をする際には、契約内容と責任の所在を明確にしないと、痛い目に遭う可能性がありますので注意です。


  

融通は効かない

日本人だったら、70〜80%の指示でもやってくれるような内容でも、欧州の人には通用しませんでした。言われた事しか基本的にやりません。

なので、一緒に仕事をして、お願い事をする際は具体的に、明確な指示をするのが重要でした。

その点、日本人って優秀というか、気が利きますよね。 阿吽の呼吸が通用するのは、日本人だけだと痛感しました。


勤勉さ、休みの多さ

特にフランス人なのですが、仕事をしているのか?って思うぐらい休みが多いです。バカンスもあり、日本人の感覚だと考えられないぐらい、通常数ヶ月の商品の製造に半年以上の期間がかかった事があり、計画遅れも発生し、説明に困った事がありました。

いくらフォローしても、ペースを上げない姿勢は、ワークライフバランス的には徹底していると思います。
そんな中、繁忙期でも長期休暇中はしっかりとる現地人の裏で、駐在の日本人が休み返上で仕事をしている所を見ると、文化の違いだなと感じました。


日本人と違い、休みを如何に楽しむかを考えているようで、日本人のような勤勉さを求めると痛い目にあいます。現地人との仕事は、現地人のペースに合わせて仕事する必要がありますね。


仕事のマメさ

僕は技術職なので、基本的に細かい仕事が多いのですが、現地人の適当さにはかなりしてやられます。 特に、フランス人は適当だなと思う事が多々ありました笑

欧州人でも、優秀で、きっちりしている人もいるんですが、僕の周りには少数派でした。

そういった点でも、大抵の人が、きっちり仕事をしてくれる日本人は優秀だと思いました。


まとめ

日本人と、欧州人を比較してみましたが、日本人がマメで、勤勉な人が多いのか、欧州人の適当さ、勤勉でない面が気になりました。

ただし、欧州人の生産性が低いのかというと、そうでもないと思います。仕事は最小限しかやらないので、ある意味で効率的ですし、日本人だとチームで仕事をしていると、だらだら仕事をしたり、仕事が終わってもチーム員がいると、帰りづらいので残ってたりしている面もあると思います。

契約事にきっちりしているのも、ビジネス上では重要なことですよね、日本人にとっては今後ますます世界で仕事をする上で、学ぶべき姿勢だと感じました。

それでは、今回は外国人と日本人を比較分析した記事でした。

ありがとうございました。シャリン(sharin@メーカーエンジニア (@sharin0gan) | Twitter)でした。